普通から離れてみること
- kotomiuehara
- 2016年6月7日
- 読了時間: 2分
皆さんはコーヒーで絵を描いたことがありますか?おそらく、大多数の人がコーヒーで絵を描いたことが無いと思います。それもそのはず、コーヒーはそもそも飲み物ですからね。
私は以前その「コーヒーで絵を描く」人に出会ったことがあります。その方は、コーヒー豆を水で少しずつ溶かし、絵筆で紙に描いていくという手法をとっていました。色の具合は確かに茶色く、コーヒーの色合いなのですが、筆の強弱と水の濃さだけで陰影を描く絵は独特な味わいがあったのです。もちろん、画材は「コーヒー」ですので、乾いた後も香りが続き、それもまた「コーヒー」という画材でしかできない独特のものでした。
さて、私たちの認識では画材と言えば、色鉛筆、水彩絵の具、パステル、クレヨンというものですが、前述したようにコーヒーなどの斬新なアイテムを使って絵を描く方が多くいるようです。また絵に限らず、その手法は様々。今では手法の一つのして広く知れ渡っている切り絵も、最初の頃は斬新で独特なアイディアだったのではないでしょうか?
今まで目にしてきたものでも、コーヒーをはじめ、水滴や木工用ボンドで絵を描く方々もいます。私たちも、普段使っている画材や手法から一度離れてみて、新しいやり方を見つけてみれば、自分の世界観が広がるのではないのでしょうか?

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